サムスンの幹部全員が週6日勤務することになった

韓国経済新聞の報道によると、サムスンは「緊急モード」への移行として、早ければ今週からサムスングループ部門の全幹部に週6日勤務を強制している。

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緊急モードへの移行は、サムスンの一部事業が昨年予想を下回る業績をあげたことを受けて、韓国ウォンとその急激な下落、原油価格の上昇、借入コストの高さにより事業の不確実性が増幅されているために起こっている。

サムスングループ企業幹部はこう語った。サムスン電子など主要部門の業績が2023年に予想を下回ったことを踏まえ、幹部らに危機感を与え、危機克服に全力で取り組むため、週6日制を導入する。」。

KEDは、当局者らが事業戦略を見直し、刻々と変化する事業環境や、長期化するロシア・ウクライナ紛争や中東の緊張激化による増大する地政学リスクに適応するために事業戦略を修正する可能性があると付け加えた。

サムスン電子の緊急モードへの新たな移行を受けて、サムスンディスプレイ、サムスン電機、サムスンSDSの経営陣は早ければ今週にも新たな週6日制を導入する予定で、サムスン生命保険も同様だ。 KEDは、サムスングループ傘下の他の金融サービス企業も「近いうちに参加する可能性が高い」と付け加えた。

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サムスン物産、サムスン重工業、サムスン電子工業などでは、年初から幹部が自主的に週6日勤務している。 サムスン全社の幹部レベル以下の従業員は、同社が2003年に導入した通常の週5日勤務を継続する。

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