任天堂の決算 – 2024年5月

任天堂の2024年5月決算レポートが公開されました。 これは同社の会計年度全体をカバーするため、大きなものとなる。 いつものように、Switch のハードウェアの販売とソフトウェアの販売に関する最新情報に加えて、その他の情報も確認できます。

通期(2023年4月~2024年3月)のNintendo Switch事業では、『ゼルダの伝説 涙の王国の軌跡』が2,061万本、『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』が1344万本と好調に推移しました。ピクミン4は348万本を販売しました。 また、2023年4月に公開された『スーパーマリオブラザーズ ムービー』は、『マリオカート8 デラックス』が818万本(累計6,197万本)の売上を記録するなど、マリオ関連タイトルの売上にも好影響を与えました。 これらの結果、当期のミリオンセラータイトルは、他社ソフトも含めて31タイトルとなりました。

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当期のハードウェア販売台数は1,570万台(前年同期比12.6%減)、ソフトウェア販売台数は1億9,967万本(前年同期比6.7%減)となりました。 前年度比では減少しましたが、サービス開始8年目のプラットフォームとしては売上は堅調に推移しています。

ゲーム専用機のデジタルビジネスでは、Nintendo Switch向けパッケージソフトや追加コンテンツのダウンロード版が好調に推移し、Nintendo Switch Online関連の収益も増加しました。 円安の影響もあり、デジタル売上高は4,433億円(前年比9.4%増)となりました。

モバイル・IP関連事業は、当期は映画『スーパーマリオブラザーズ』関連収入の発生などにより、売上高は927億円(前年同期比81.6%増)となりました。

その結果、全体の売上高は1兆6,718億円となり、海外売上高は1兆3,092億円で78.3%、営業利益は5,289億円となりました。 経常利益は為替差益や受取利息の大幅な増加などにより6,804億円、親会社株主に帰属する当期純利益は4,906億円となりました。

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